CRID(クリッド)工法
河川の環境を守るDPR(打設杭)タイプ 中堀工法に対応
・玉石、転石、岩盤に対応できる中堀工法ができました。
・CRID-DPRタイプは中堀工法の条件と適応しています。
・打撃による支持力確認も可能
■ 河川を汚染を抑える
ケーシングを支持杭として残し、杭の外側をモルタル等での根固めが不用なため、河川へのモルタル等の流出による環境汚染を防ぐことができます。
■ 地盤を乱さない
パイロットビットの先から出たエアーは、特殊な加工による負圧を利用し、排土と共にケーシングの中を通り排出されるため、周辺の地盤に対するダメージを極力抑えます。
■ 工期を大幅に短縮できる
掘削後、地中に残ったケーシングを本設杭として、また、仮設杭として使用可能のため、手順が短縮され、また、施工効率があがり、工期を大幅に短縮できます。
(桟橋支持杭、抑止杭等)
施工例
34m掘削 5ヶ所溶接で 1.5日/1本 × 8本 の実績
■ 掘削長
溶接でケーシングを延長できるので、条件によっては50mまでの掘削が可能。
■ クレーンサイズをひとまわり小さくできる
ケーシングを引き抜かないため、クレーンのサイズば吊り重量で決定します。 よって、土圧等を考慮する必要がなく、クレーンを小さく設定することが可能。
ケーシングを溶接でつなぎながら打設することが可能なため、小さな杭打機で長い杭の打設が可能です。
■ 振動が少ない
二重管構造が振動を吸収し、大幅に減らすことができます。
振動レベル測定例
■ 条件
規制基準 第2種区域のⅡ(工場地域)
午前8時から午後7時までの規制基準 70dB以下
測定時打設深さ 約12m
測定方向 鉛直方向(振動規正法の対象)
A点 打設位置からの距離 5m
B点 打設位置からの距離 15m
参考 JR列車通過時の振動
■ 測定結果